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お話をお伺いすると、お客様のお車でエンジンをかけた状態でも鍵が抜けてしまうとのことで、イグニッションシリンダーのピン組み換えのご希望です。

今回考えられる原因は

①使用中の鍵の経年劣化による摩耗

②イグニッションキーシリンダーのピン・内筒部品の経年劣化による摩耗

以上が考えられ、今回は①②両方の対応をすることになりました。

①はカギを長年使用しているためすり減った状態ですので、コード複製という方法で新車状態の鍵山に復元します。これだけでもかなりよい状態になります。

②の対応は、お客様に新しいイグニッションシリンダーをご用意していただきます。新しいシリンダーには2本鍵が付属しますが、そちらのカギではドアが使用できませんので、先程①で作業した鍵山に『ピンの組替え』をし、1本の鍵でドア・イグニッションが使用できるようにします。

トヨタM382用ピンキット

シリンダーを分解するにはシリンダー上部を外さなくてはなりませんが、簡単に取り外せないように『巻きピン』が3ヶ所あり取り除きます。^^;

内筒を取り出した後は、ピンの入れ替えをし元に戻します。

その後、巻きピンを打ち込み元どおり復旧です。

今までお使いの鍵で新しいイグニッションシリンダーがスムーズに動くようになりました。

自動車のドア・イグニッション・ガスキャップ 等、ピン組み換えは堺市西区の『カギの救急車 鳳店』へよろしくお願い致します。