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現地にてお客様にお話をお伺いすると、玄関扉の錠前で施錠をしているのにも関わらずノブを『カチャカチャ』左右に回すとカンヌキ（デットボルト）が徐々に動いてロック解除されるとのことでした。実際確認してみると同じ症状が見受けられました。(；ﾟДﾟ)

刻印→SHOWA　IS　601

こちらの建物は戸建て住宅で玄関扉は木扉です。錠ケースには『SHOWA IS 601』と刻印があり、握り玉はAGENTディンプルキータイプでした。

以前に玉座（握り玉）部分だけを交換したことがあるそうですが交換時期は15年ほど前で、錠ケースは一度も交換したことが無く約40年使用されているとのことで今回、錠前セット【美和ロックU9HMD-1 BS64】に加工交換をさせていただくことになりました。

元々付いていた錠ケース（SHOWA IS）の幅よりも交換する錠ケース（MIWA HM）の幅寸法が若干分厚い為、『ノミ』を使用して広げました。また、バックセットも60㍉から64㍉になりますので穴加工を施しました。

刻印→MIWA　HM

加工後に錠ケースとエスカッション（プレート）を取り付け動作確認し無事作業終了となりました。

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